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■ Ziibo-Houseインプレッサの紹介


  
ダートトライアル暦の中でインプレッサはGC8 STiver1.GC8 STive3.GC8 STiver4 TYPE R.GC1リトナWRルックと乗り継いできた。
6台目のインプレッサという事で今までの経験を全て注ぎ込んで作成したのがこのGDBになる。
ライバルはランサーとなるがランサーのパワー&トルクとACD(アクティブセンターデフ)に勝つにはインプレッサの弱点を武器にしながら武器には更に磨きをかける車両つくりが必要となる。
インプレッサの武器のひとつ、軽い車重にこだわってGCを長く乗ってきたがGDBに乗って驚いたのがコーナリングスピードの高さにある。
確かに車重は2005年チャンピオンになったGCワイドボディーよりも40キロほど重くなってしまった。
しかし長くなったホイールベースとトレッドのおかげか格段のコーナリングスピードアップには慣れるまでに時間がかかるほどだった。
全日本ダートラの改造車クラスでは時に表彰台を独占するのもハイスピードレイアウトの多い全日本ならではの結果かもしれない。
全日本ジムカーナからはその姿を消してしまった所にも長所と短所が見てうかがえる。
自分は関東地区で戦うドライバーなので全日本ほどハイスピードではないレイアウトも多いがGDBという車は本当に運転していて楽しいと思う。

 
室内はダートトライアルという1分30秒という短い競技とテスト走行でのデータ収集というためだけの簡素だが集約されたレイアウトになっている。
シフトインジケーター付タコメーターをセンターに配置。
サイドブレーキは強化シューのワイヤー式のままでレバーをオリジナルで位置&長さを変更している。
テスト走行の為にミッションは壊れにくい6速で排気温、油圧、油温、ブースト計で管理。
インタークーラー、ラジエータ、オイルクーラーにウォッシャーノズルを設け冷却に使うタンクを設置。
ステアリングはインターゲット製ディープコーンタイプの35パイでポジションに合わせて位置を変更。
ダッシュボードはGC1リトナの物を軽量化して使用。

 

エンジンマネージメントはモーテックM4でA/FはイノベートLM1。
標高の高いサーキットでも100%に近いポテンシャルを発揮できるようにECUマップを管理してライバルとのパワー差を少しでも無くす努力をしている。
イノベートLMA3を設置して車にかかるGを含めた様々なロガー機能を充実させ、セッティングやイベントの走行データの解析を行っている。
ロールケージは車両規則に準じた形状プラスボディ剛性を考えたケーイーワン製オリジナル24点式。
バケットシートはフルカーボンの超軽量タイプを使用している。

  
ベース車両はGDBA型だが空力に優れているというGDBF型のパーツを全て装着しながら大型オフセットリアスポイラーにガーニーフラップを装着。
サイドミラーはカーボンエアロミラーでサイドスポイラーにも追加ガーニッシュを設けている。

 
エンジンはEJ20でハイカム、強化コンロッド、強化クランクで剛性をアップしてタービンはGDBアップライドAモデルのスペックCのタービンを採用しブーストは1.8。
レブリミットは8500rpmでトルクの出にくいエンジンは高回転をキープして使える仕様になっている。
エンジン取り付けはオリジナルマウントによるリジットで重心を下げエンジンルームの一番後ろに位置してオーバーハングの軽量化も行っている。

  
 

吸入空気もフレッシュエアーが入る形状にして吸入空気温度をセンサーで管理。
夏場のイベントが多いので温度管理には特に気を使っている。
オイルクーラーやラジエータクーリングプレートを装着して冷却水もフォルテックの物に変更。
エキゾーストマニホールドからの熱に影響されないようにサクションボックをケーイーワンオリジナルで作成し、中を2重構造にしてエンジンルームの熱対策をしている。
インタークーラー、フロントパイプ、エキゾーストマニホールドも遮熱板等で対策している。
 
  
サスペンションはスタビリンクを除き全てピロボール化してショックはグループ4でチューニングされたオーリンズを使用。
バネ&ショックは形状を含め日々開発を行いながらコースに合わせたパッケージをチョイスしている。
ロールセンターなどのジオメトリーやトレッドの変更などを行い、様々なテストを繰り返す中でリアのスタビライザーはノーマル形状の物を延長加工してトラクションを稼ぐ工夫をしている。
エンジンパワー&トルクには限界があるEJ20なのでコーナリング特性を生かしACDに対抗できる仕様を模索しながらサスペンションには特に力を入れている。

重量増と機能性の相反する部分を自分が戦うフィールドに合ったものをダートラ競技経験からチョイスしながらランサーに勝てるインプレッサ作りに励んでいる。

         Ziibo-Houseインプレッサ製作過程


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